設立当初より使用していますので、2009年からです。
以前勤めていた保険ショップでFP名人が導入されており、それがきっかけで知りました。
私は大学卒業後、銀行に入行しました。融資業務では、住宅ローンの仕組み作りを手掛け、巨額のローンを融資実行することができ、多くのお客様の笑顔に触れる経験をしましたが、その後任された不良債権の回収業務では、住宅ローン破綻者の自宅処分などにも携わり、今まで多くのローンを融資したのは一体何だったのだろうと思うようになりました。
そこで気が付いたのは、融資の手続きが終わってお客様がほっとしている姿はゴールではなかったということです。審査さえ通ればいいというものではない、生涯を通じて幸せになれるようなものを提供していかなければだめだとその時決意しました。
銀行を退職し、保険業界で数社経験して、今の会社を設立しました。商品が保険しかなくてもお客様第一は実践できると思いますが、できれば一社専属でなくて複数の保険会社、保険だけじゃなくて他の分野も提供できるように、と徐々に徐々に中立性高くお客様寄りになっていった結果、最終的に今の形になりました。
ご相談に対しては、基本的に全件FP名人を用いたライフプランニングを行っています。
ライフプランニングは、例えるならレントゲンです。病院では、その方の状態を適切に判断する為にレントゲンを撮りますよね。ライフプランニングも一緒です。その方の生活がどういった状況なのかわからないのに適切な処置を行うことはできません。
ですが、一番大事なのは、そのレントゲンを見てどういった処方をするかです。レントゲンが綺麗に撮れたからといって、その方が元気になるわけではありません。その後に適切な処置を行うことで治療されていくわけです。
そういった意味では、ライフプランニングというのは1つの結果、判断材料に過ぎないわけですが、そのためにはちゃんとした画像診断ができる精度の結果がでてこないと困ります。その点、FP名人はきちんとした結果を出せるプロ仕様のソフトだと思っています。
FP名人以外にもライフプラン作成ソフトはさまざまありますが、対応、機能、安定性といった面を総合的に考えると、やはりFP名人が一番優れていると思います。
特定企業のロゴマークが入らないのも良いところですね。例えば、保険会社のソフトですとその会社のロゴマークが画面や紙面に表示されますが、そうした場合お客様からは、保険を売るためのツールと見られてしまいます。保険とライフプランは密接だというのはよくわかりますし、保険しか扱っていないのであればそれもありかもしれませんが、弊社のスタイルには合わないと考えています。
あとは住宅系の機能の充実ですね。入力しやすいですし、繰上返済や税金の反映などコンサルティング上非常に役立っています。住宅関係の相談が多い弊社としては、非常にありがたいです。